会長挨拶
USHA JPAPNは日本を拠点に、ネパールとの協働により真の豊かさを追求する事を目指すNGO団体です。
私たちは現地の人々と共に、厳しく、壮大で美しい環境の下、持続可能な開拓や発展に向け取り組んできました。経済的、物質的な充足だけでは人々は、幸福や満足を得ることは難しく、大切な人々の幸せがあり、真の豊かさや幸福を感じられるということを相互に支え合い実感してきました。不利な立場にある人々が誰ひとり取り残されない世界を目指して、支援者として時には受援者として、また仲間として共に前進してきました。
今後はアジアを中心に世界へ活動を拡大したいと願っています。
私たちは、女性や子どもの教育支援を基盤とする地元創成や開発教育を展開しています。今もなお、ネパールには、さまざまな格差があり、貧困層や山間、山岳地域に暮らす人々の生活は大変過酷です。特に子ども達の貧困は教育格差となり生涯に渡るライフチャンスを失っています。さらに児童婚や児童労働も学ぶ機会を失い、可能性や夢の実現が断たれています。ネパールが貧困から抜け出せるよう、不利な立場にある人々に確実に届く支援を行っていきます。
現在、展開している支援活動は、ネパール現地での、母子保健、女性の健康支援、公衆衛生活動など多岐に渡ります。また、日本へ入国するネパール人は急増しており、日本の超高齢社会を支える若者で、それらの人々へ就労と生活支援を実施しています。日本で教育を受け、専門技術を身につけて自国そして日本で貢献したいと願う人々を支え、夢の実現に向けて導きます。
教育は、人の多様な可能性を引き出し、強め、発展させる可能性をもちます。誰もが人間らしく、真の豊かさを求めて生きられる社会を実現することに力を尽くします。また、次世代の輝く未来の実現を追求し力を尽くします。
私たちUSHA JAPANは、この目標を達成するために、日々、努力を惜しみません。
そして現地や日本での活動報告や情報を日本の皆様に発信いたします。
1人でも多くの方に継続的なご支援をお願いし、日本の未来を支える次世代や、途上国の女性や子ども達を取り巻く環境を改善していきたいと願っています。

USHA Japan 会長 関西医科大学教授 酒井 ひろ子